1.ベンチャーキャピタルとは
ベンチャーの急成長を支援する投資会社
ベンチャーキャピタルは、将来有望なベンチャーに出資して、出資先のベンチャーがその資金を元手に急成長してEXIT(上場/M&A)することで「キャピタルゲイン」を儲ける会社になります。
昨今、会社設立から数年で株式公開を成し遂げるベンチャーが増えてきています。
例えば、内部留保蓄積や銀行借入に依存した資本政策の場合、なかなかスピード株式公開は難しいです。
企業を急成長させてスピード公開を目指すには、経営陣の持株比率にある程度配慮しながらも、ベンチャーキャピタルからの資金調達によって、会社の成長スピードを加速させる必要があります。
ベンチャーキャピタルは、政府系、銀行系、証券会社系、保険系、独立系、事業会社系など色んな種類があります。
ベンチャーキャピタルは、単に大型の資金を出資してくれるだけでなく、経営、営業、事業開発など一緒になって支援してくれるので、そのベンチャーの特性に合わせて出資依頼先を選定したほうが良いです。これについては別の記事でまとめようと思います。
次回は、銀行からの「融資」とベンチャーキャピタルからの「出資」の違いについて分かり易くまとめたいと思っています。
投稿者プロフィール
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管理人:NaLa
元エンジニア
ベンチャーキャピタリスト
うどん県出身/関西在住
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